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特別展「縄文-1万年の美の鼓動」展、東京国立博物館で開催中‼️

孫のスイミングスクールを見学に行ったら、孫に「土偶を観に行こう」と言われ、スイミングスクール終了後、上野の東京国立博物館へ観に行った。孫の目的は、遮光器土偶とハート型土偶♥️だ。土器などのコーナーは素通りして、一途に土偶コーナーへと向かった。いつもならジックリ観て回るのだが、今回は勝手が違った。もう一度ジックリゆっくり観て回りたいと思っている。帰りに、上野不忍池を通ったら、ハスの花が綺麗に咲いていた、久しぶりの不忍池だ。以前と比べて整備されていたが風情はイマイチになったようだ。

 

国宝 火焰型土器 新潟県十日町市 笹山遺跡出土 縄文時代(中期)・前3000~前2000年 新潟・十日町市蔵(十日町市博物館保管) 写真:小川忠博

縄文時代が始まったとされる約1万3000年前。狩猟や漁撈(ぎょろう)、採集を行)っていた縄文時代の人びとが、日々の暮らしのなかで工夫を重ねて作り出したさまざまな道具は、力強さと神秘的な魅力にあふれています。本展では「縄文の美」をテーマに、縄文時代草創期から晩期まで、日本列島の多様な地域で育まれた優品を一堂に集め、その形に込められた人びとの技や思いに迫ります。縄文時代1万年にわたる壮大な「美のうねり」をご体感ください。

(東京国立博物館HPから転載)

展覧会の見どころ

縄目の文様
縄目の文様(重文 片口付深鉢形土器 埼玉県ふじみ野市 上福岡貝塚出土 個人蔵)

縄文時代とは?

旧石器時代が終わったおよそ1万3000年前から約1万年間続いた時代を縄文時代と呼びます。その名称は、縄目の文様をもつ土器が使われたことに由来します。縄文時代の始まりに少し遅れて氷期(ひょうき)は終わりを迎え、日本列島は温暖で湿潤な気候に変わり、現在と同じ山や森、そして川や海といった景観が整います。当時の人びとは、この多様な自然環境を利用し、狩猟や漁撈そして植物の採集を基本的な生業として定住生活を行いました。また土器や石器といった実用的な道具に加え、装身具そして土偶や石棒といった儀礼の道具などを作り出しました。

 

 

  第1章 暮らしの美

縄文時代の人びとは、多様な自然環境を巧みに利用し、狩猟や漁撈、そして植物採集などを基本的な生業として竪穴(たてあな)住居に住まい、定住性の高い生活を送りました。 土器の出現は縄文時代の幕開けを告げるものです。土器は当初、煮炊(にた)きの道具として用いられましたが、のちに単なる容器としての機能を超えた役割を果たします。また、弓矢に鹿角製釣針(ろっかくせいつりばり)や銛(もり)というような狩猟具や漁撈具、磨石(すりいし)や石皿など、木の実や根菜類を磨潰(すりつぶ)す調理具の登場も、新たな自然環境に合わせて生み出されたものです。 当時の人びとの暮らしのなかで作られた、さまざまな道具に表現された美意識をご覧ください。

 

縄文の手仕事の温かみを伝える一品

重要文化財 木製編籠(あみかご)縄文ポシェット
青森県青森市 三内丸山遺跡出土
縄文時代(中期)・前3000~前2000年
青森県教育委員会蔵(縄文時遊館保管)
写真:小川忠博

 

  第2章 美のうねり

縄文土器は約1万年にわたって作り使われ続けますが、その造形美は絶え間ない変化の連続でした。時期や地域よって、器(うつわ)の組み合わせはもちろん、その形や文様にも大きな違いがあります。しばしば縄文土器の代表として紹介される火焰(かえん)型土器も、この造形美の大きなうねりのなかから誕生したものです。
この大きな美のうねりを、文様から追いかけてみましょう。縄文土器の文様は、土器の表面に爪や指頭(しとう)、縄(撚糸/よりいと)や貝に加え、木や竹で作られた棒や篦(へら)などの道具を使って描かれたり、粘土を貼り付けて表現されたりしたものです。草創期・早期・前期の縄文土器は、道具でつけられた表現に面白さを見出した美ともいえます。中期の火焰型土器に象徴されるような立体的な装飾は、器面に粘土を貼り付けることによって生まれた美です。後期・晩期の文様は、棒や篦などの描線(びょうせん)による構図の美に特徴があります。
縄文土器の形や文様の違いを通して、約1万年にわたる美の移り変わりをご紹介します。

 

縄文時代のピアス

。。

重要文化財 土製耳飾
東京都調布市 下布田遺跡出土
縄文時代(晩期)・前1000~前400年
東京・江戸東京たてもの園蔵

 

縄文学の父が愛蔵した縄文土器

 

 

重要文化財 片口付深鉢形土器
埼玉県ふじみ野市 上福岡貝塚出土
縄文時代(前期)・前4000~前3000年
個人蔵

 

躍動する渦巻文

 

重要文化財 深鉢形土器
群馬県渋川市 道訓前遺跡出土
縄文時代(中期)・前3000~前2000年
群馬・渋川市教育委員会蔵
写真:小川忠博

 

優雅な雲形文を描く超大形の壺

重要文化財 壺形土器
青森県十和田市滝沢川原出土
縄文時代(晩期)・前1000~前400年
文化庁蔵

 

 

  第3章 美の競演

東アジアの東端に位置する日本列島で花開いたのが縄文文化です。狩猟や漁撈、そして採集を生業とした縄文文化は、世界最古級の土器を生み出し、世界の先史土器のなかでも群を抜く造形美を誇る土器を作り出した文化ともいえます。時期や地域によって千姿万態な縄文土器の造形美は世界的にも著名で、火焰型土器はその代表ともいえます。
一方、縄文時代中期に相当する時期のユーラシアの各地では、すでに農耕や牧畜が行なわれ、金属器の生産も始まっていました。メソポタミアでは王や権力者が治める都市も生まれ、職人が工房の窯で焼いた土器が商品として多量に作られることもありました。これらの地域では、用途に応じて素直に形作られた土器に彩色で文様を描き、表面を磨いたものが一般でした。
本章では、日本列島と、アジアからヨーロッパの土器の美の競演を通して、各地の文化や社会が生み出した美の形を探ります。

 

黄土(こうど)高原に埋もれた美

 

 

黄土(こうど)高原に埋もれた美

彩陶(さいとう)鉢
中国、甘粛省あるいは青海省出土
新石器時代(後期)馬家窯文化・前3100~前2800年頃
東京国立博物館蔵

シンプルな都会の器

無文壺
イラク、テル・タヤ出土
アッカド王朝時代・前2300年頃
東京国立博物館蔵

第4章 縄文美の最たるもの

約1万年も続いた縄文時代にはあまたの形が作られましたが、縄文時代の出土品として国宝に指定されているのは、わずか6件です。初めて国宝に指定されたのは土偶「縄文のビーナス」で、平成7年(1995)と歴史が浅く、縄文時代への社会的、文化的な関心や評価が近来になって高まってきたことを表わしています。
縄文土器の代名詞ともいえる火焰型土器は、器面から飛び出すかのような力強い装飾が持ち味で、縄文人の造形力の豊かさを教えてくれるものです。縄文時代中期は、何度か訪れる縄文社会の安定期のうちの一つで、国宝になった土偶「縄文のビーナス」や「縄文の女神」が登場したことは、当時の文化が成熟期を迎えたことを示しています。
土器や土偶に凝縮された「縄文の美」との出会いをお楽しみください。

 

360 度の造形美

国宝 火焰(かえん)型土器
新潟県十日町市 笹山遺跡出土
縄文時代(中期)・前3000~前2000年
新潟・十日町市蔵(十日町市博物館保管)
写真:小川忠博

 

国宝土偶第1号

国宝 土偶 縄文のビーナス
長野県茅野市 棚畑遺跡出土
縄文時代(中期)・前3000~前2000年
長野・茅野市蔵(茅野市尖石縄文考古館保管)
展示期間:7月31日(火)~9月2日(日)

第5章 祈りの美、祈りの形

縄文時代の祈りの美、祈りの形の代表が土偶(どぐう)です。土偶は人形(ひとがた)の土製品で、縄文時代の始まりとともに登場します。当初は頭や手足は省かれていますが、乳房が表現されているため女性像であることが明らかです。土偶が命を育(はぐく)む女性をかたどるのは縄文時代を通して変わらず、安産や豊穣(ほうじょう)を祈るために用いられたと考えられています。一方、男性を象徴する造形として、石棒(せきぼう)が前期後半に出現し展開します。石棒には男性器を写実的に表現した例もあることから、子孫繁栄や豊穣のために作られたと考えられています。
縄文土器は抽象的な文様で飾られることが一般的ですが、人や動物をあしらうものがあります。これらの土器は単なる容器としてだけでなく、縄文人の思いを伝える器とも呼べるものです。このほかに、親の子へ対する思いを表わした手形・足形付土製品、海や山の豊穣を祈り畏敬(いけい)の念を込めて作られた動物形土製品などがあります。
当時の人びとの心が強く映し出された、さまざまな形をご覧ください。

日本で最も有名な土偶

重要文化財 遮光器(しゃこうき) 土偶
青森県つがる市木造亀ヶ岡出土
縄文時代(晩期)・前1000~前400年
東京国立博物館蔵

 

手を上げ踊る祭の器

重要文化財
人形装飾付有孔鍔付(ゆうこうつばつき)土器
山梨県南アルプス市 鋳物師屋遺跡出土
縄文時代(中期)・前3000~前2000年
山梨・南アルプス市教育委員会蔵

 

  第6章 新たにつむがれる美

日本では明治時代になって、大森貝塚(おおもりかいづか)の発掘をきっかけにして近代的な考古学が始まり、「縄文」が発見されました。考古学の研究対象としての「縄文」とは異なる「縄文」の魅力を見出したのが作家や芸術家たちです。「芸術は爆発だ!」の名言で知られる岡本太郎(おかもとたろう、1911~96)に「思わず叫(さけ)びたくなる凄(すご)み」で迫り、彼が考える芸術の本質に強く揺さぶりをかけたのが、東京国立博物館で出会った縄文土器でした。
一方、岡本に先立って多くの作家が「縄文」を愛玩(あいがん)したこともよく知られています。民藝運動(みんげいうんどう)の創始者である柳宗悦(やなぎむねよし、1889~1961)は岩偶(がんぐう)のために専用の収納箱を作り、染織家 芹沢銈介(せりざわけいすけ、1895~1984)は愛蔵する土偶を挿絵に描くこともあったのです。また、陶芸家 濱田庄司(はまだしょうじ、1894~1978)が弟子である島岡達三(しまおかたつぞう、1919~2007)とともに、教材として縄文土器を作ったことはあまり知られていません。島岡はその経験と父である組紐(くみひも)師 島岡米吉の技を生かし、縄文象嵌(ぞうがん)という新たな美を生み出しました。
本章では、作家や芸術家たちが出会い愛玩した品々をもとに、「縄文」の魅力をあらためて見つめなおします。

岩偶(がんぐう)

作家たちに愛された岩偶と土偶

岩偶(がんぐう)
岩手県岩泉町袰綿出土
縄文時代(晩期)・前1000~前400年
東京・日本民藝館蔵

岡本太郎を呼び起こした縄文造形

深鉢形土器(ふかばちがたどき)
長野県伊那市宮ノ前出土
縄文時代(中期)・前3000~前2000年
東京国立博物館蔵

(東京国立博物館HP一部掲載)

縄文時代の国宝

東京国立博物館、本館

ミュージアムマップ

会場見取図とおもな出品作品

会場入口の、写真撮っていいコーナー

ここから不忍池コーナー

東京国立博物館の交通・料金・開館時間

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ライター紹介

Tokkyna

千葉県佐倉市在住
東京都江戸川区小岩出身

趣味:古地図による散策(特に裏道が大好き)
    LCCによる全国歴史探訪(特に城壁のそりが大好き)

この人が書いた記事

  • 江戸城(皇居東御苑)の「城壁、反りの美」や「石垣の積み方」を探求しました🏯

  • 小泉癸巳男が版画で描いた昭和初めのTOKYO🏙東京国立近代美術館にて開催中🖼

  • 新酒番船で新酒🍶を西宮〜江戸まで、58時間で運んでいたとは驚き‼️

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