植物学者、牧野富太郎博士が佐倉市で発見して命名「サクラオグルマ」が咲き始めました🌼

サクラオグルマ(佐倉小車)とオグルマが、歴博付属くらしの植物苑で咲き始めた。毎年、くらしの植物苑に行くたびに気になっていた、サクラオグルマだ。咲いている場所は、休憩所脇にサクラオグルマ、直すコーナーに、オグルマが咲いていた。どちらも名前のように、牛車の車輪、自転車の車輪のイメージだ。私の好きな花の一つで凛としたところがいい。植物学者、牧野富太郎博士が佐倉市の道端で発見して、命名されたサクラオグルマを、ぜひ歴博付属くらしの植物苑にヨリミチしてください。
くらしの植物苑
佐倉小車
サクラオグルマって知ってる?
歴博付属「くらしの植物苑」で咲き始めました!
これがサクラオグルマ。(クリックすると大きくなるよ) |
![]() |
サクラオグルマって知ってる?
あ、クルマって言っても自動車じゃないよ。
市民読書感想文集や移動図書館の名前として聞いたことがある人もいるかな?
実はこれ、花の名前なんだ。
佐倉で見つかったのでサクラオグルマって名前が付けられたんだよ。
ではサクラオグルマってどんな花なんだろう。
サクラオグルマはキク科オグルマ属に分類されるんだ。
この「オグルマ」という名前は細かく並んだ花びらの様子が車輪(昔の牛車や現在の自転車などの車輪)に似ていることから付けられたんだって。細い茎で高さは50センチメートルくらい。花は黄色をしています。
夏、湿気の多い場所に咲きます。
昔は田んぼのあぜ道なんかによく咲いていたそうだけど、最近はあまり見られなくなったんだ。
(佐倉市HPから転載)
(三河植物HPから転載)
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
オグルマ( 小車)
キク科の多年草。茎は直立し、高さ20~60センチメートル。茎葉は多数あり、柄がなく互生する。根出葉は小形で、茎下部の葉とともに花期には枯れている。7~10月、茎の先に数個の花をつけ開く。花は舌状花と筒状花からなる頭花で、黄色。開花直径は3~4センチメートル。名は、この花を小さな車に見立てたもの。湿地や田の縁、川岸に生え、北海道から九州、さらに朝鮮、中国に分布する。線形または線状披針(ひしん)形の葉をもつ変種をホソバオグルマという。また、園芸品種としては筒状花が弁花している八重咲きのものをヤエオグルマとよんでいる。(ニッポニカから転載)