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アニメ刀剣乱舞の「同田貫正国」がある佐倉市内の「塚本美術館」にヨリミチ‼️

 

佐倉市内に日本刀の美術館があるのは、前から知っていたが、未だ行ったことがなかった。目的の場所が、佐倉市立美術館の裏にあるのでいってみた。創業者は、実業家で塚本総業の塚本素山氏でウイキペディアでみるといろいろな経歴の持主である事がわかった。佐倉市HPによると、3ヶ月に1回20点ずつの展示替えを行なっているようだ。丁度、刀銘、同田貫正国や徳川慶喜所持していた名刀等が展示されていた。日本では本格的な刀剣美術館は珍しく無料で入館できますが、休館日が土曜、日曜、月曜となっていますで確認して、一度ヨリミチをオススメする。



徳川慶喜佩用の大小の外装、沖田総司の愛刀と同じ刀工の作品展示中の塚本博物館‼

 

日本刀の種類





塚本美術館の正面入口

葵の紋章のある塚本美術館

創業者、塚本素山氏の挨拶文

2階展示室は一室のみ

日本刀の部分名称

打刀拵(うちがたなこしらえ)の部分名称

太刀拵(たちがたなこしらえ)の部分名称

日本刀の制作過程

積みわかし⇨折り返し鍛錬⇨素延⇨火造⇨荒仕上⇨土取⇨焼入⇨反直し⇨鍛治押し⇨銘切



日本刀の制作過程の写真は、美術館の説明によると、名工匠の姿そのもの実像であり、貴重な写真である。いくつもの工程を経て、最後に「銘切」により完成する。

積みわかし(つみわかし)

玉鋼を薄くつぶしたものを小割りにして古地鉄と混ぜて積み重ね藁をまぶして和紙で包み泥をかけて加熱して鍛える。

折り返し鍛錬(おりかえしたんれん)

積みわかした玉鋼を棒状に折り返して棒状に、また、うち伸ばして折り返す作業を繰り返えして何万という薄い層の皮鋼をつくり、別に柔らかい包丁鉄にわずかな玉鋼を混ぜて同様な方法で心金を作る。この過程で、莢雑物(きょうざいぶつ)もたたきだされる。





素延(すのべ)

心金を皮金で包んだものを加熱して平角の棒状に打ち延ばしていく。この時、中の心金が外に飛び出さないように均等にうち延ばす。

荒仕上(あらしあげ)

火造りされたものにヤスリをかけ形を整える

土取(つちどり)

水分を除去し、刃文を決め焼刃土を刀身に塗り、乾燥させる。(焼刃土は、砥石の粉・炭の粉・粘土を混ぜたもの)



焼入(やきいれ)

鋼を変態点(組織の構造が変化するポイント)以上の温度まで上昇させ、一定時間置いた後、急激に冷却することを「焼入れ」と呼びます。

反直し(そりなおし)

銅の台を加熱したものを刀身の棟にあてて反りを修正し、形をととのえる。

鍛治押し(かじおし)

刀工自身の手で荒研ぎをし、銘を入れる。



銘切(めいきり)

刀工自身の手で荒研ぎをし、銘を入れる。

日本刀の材料

それぞれの工程に使用される道具

鍔(つば)



新春名刀展

ー大名家に伝わった名刀を中心にしてー





刀銘 同田貫正国(どうだぬきまさくに)(刀剣乱舞で有名)

同田貫派は、室町後期肥後(熊本)菊池に興った一派です。同田貫上野介は、その代表工で肥後藩主加藤清正より正の字を賜り正国と名乗りました。同田貫派の作品は丈夫で良く切れることから、戦国期の戦の最前線でよく使われたといわれ、名前が知られている割に銘のある作品は僅かしか残っていません。この作品も、見るからに鋭く、評判を裏付ける豪刀です。

同田貫正国の小ネタ

同田貫正国とは、肥後の同田貫派の刀工の祖。*1あるいは彼が打った刀の総称であり、本来は特定の刀を指す固有名詞ではない。
しかし天覧兜割りの逸話で一躍有名になった一振りが、現在では「同田貫」としてよく知られる。
この逸話の同田貫が同田貫の中でも誰のものなのかはよく分からないのだが、割れた兜を抱えたキャライラストや刀帳の「他の連中にできなかった兜割り、成功したのは俺だけなんだぜ?」の発言からするに、とうらぶにおいてはこの正国が兜割りの逸話の同田貫という設定のようだ。
明治19年11月10日、東京府麹町区紀尾井町(現東京都千代田区)へ天皇が行幸。この時披露された刀による鉢試しが、「天覧兜割り」と呼ばれる。*2
並みいる剣術家が名刀を振るって明珍作の兜*3に挑む中、同田貫を手にした最後の剣豪と称された榊原鍵吉だけが見事これを成功させた。
兜には切り口三寸五分(約10.6cm)、深さ五分(約1.9cm)の斬撃痕が入り、この逸話をして同田貫は備え持った強さを再び世間に広く知られる事となった。
このとき用いられた同田貫は誰の作か明記されていない場合が多く、業次(なりつぐ)の作と書かれている場合もある。*



1 同田貫は肥後国の地名。同田貫派の祖とされる「正国」は加藤清正から一字授かりこの名を名乗ったと伝わる。
*2 現地では他にも弓術、槍などによる鉢試し、席画、能や狂言が披露された。
*3 明珍は甲冑師の一族。明珍派として全国に散逸する。この時の兜が具体的に誰の作品かは不明。

同田貫正国ー刀剣乱舞ONLINEから転載

脇指 銘 清光(加州)(沖田総司の愛刀と同じ刀工の作品)

清光は、加賀(石川)の刀工で室町中期頃から作品が見られ、代を重ね江戸期に及んでいます。清光は新選組一番隊長沖田総司の愛刀として近年有名です。沖田の清光はこの作品と同じく江戸中頃の清光といわれています。加州刀は地味な作風ながら実用刀としては評価が高く、いかにも剣客沖田の愛刀にふさわしいものです。茎の形状が特徴的です。



太刀 無銘 青江次家(徳川家伝来)

備中(岡山)に興った青江派は、平安末期に始まり南北朝期に及んでいますが、貞次・恒次・次家ほか名だたる主要刀工は鎌倉期から見られます。青江派は細やかな鍛え肌に直刃調子の比較的に穏やかな作風を特徴としています。この作品は、次家のやや代の下がった鎌倉後期のものと思われます。外装の金梨地葵紋糸巻き太刀拵は、製作も優れ保存状態も良好な優品です。徳川将軍家の伝来品です。



葵御紋の太刀

刀 金象嵌銘 寿命・脇指 金象嵌銘 延寿(徳川慶喜佩用)

(きんぞうがんめい・じゅみょう・えんじゅ・よしのぶはいよう)

大小の大の方は刀で、室町末期から江戸期まで続く美濃の刀工寿命の、江戸期の作品で、渦巻きの杢目肌が印象的です。小の方は脇指で、京の来派に学び後に肥後(熊本)に移住した延寿派の鎌倉末期から南北朝期にかけての作品です。精美な地鉄に直刃の刃文は延寿派の典型的な作風です。縁起の良い名前の作品を大小に組み合わせたものです。

金梨地葵紋散大小拵(徳川慶喜佩用の大小外装)

徳川15代将軍慶喜の大小拵です。中身は寿命・延寿の大小です。金梨地に葵紋を平蒔絵と金金貝で表し、鍔(つば)・縁頭(ふちがしら)・目貫(めぬき)・小柄(こずか)・笄(こうがい)など金具は、赤銅魚々子地(しゃくどうななこじ)に葵紋を金色絵で散しており、技量優れ当時最高の職人達の作品です。傷みが激しく補修の跡が痛々しいですが、最後の将軍とはいえ、さすがに将軍家だけのことはある外装です。

青貝散玉虫鞘大小拵(稲葉家伝来大小の外装)

稲葉家は、徳川三代将軍家光の乳母である春日局の嫁ぎ先で、佐倉の堀田家とも縁続きとなる家柄です。この拵は、青漆塗に青貝を微塵に蒔き、玉虫を塗りこめた他には類例を見ない特異なもので、鍔は京透、縁頭は石黒政常、小柄・笄・目貫は後藤仙乗といずれも極上の金具を使用した大名家以外には考えられない優品です。





玉虫を塗り込めている。

太刀 折返銘 三原正広(本多家伝来)

三原派は、鎌倉末期に備後(広島)に興り、南北朝期に栄えた一派で、この正広と正家が代表工です。作風は、直刃がほとんどで、隣国の刀剣王国備前の影響をまったく受けておらず、備前と対象的な大和(奈良)の作風を感じさせるものです。本多平八郎忠勝で有名な本多家は、ここ千葉では大多喜を30年余り、古河を50年余り領主として治めました。

刀 金象嵌銘 左 吉貞(酒井家伝来)

吉貞は、南北朝期の左一門の刀工です。左一門は、鎌倉後期に筑前(福岡)に興り、良西・西蓮・実阿と続き、鎌倉末期には名工左文字が現れ、この一門の名となっています。左文字は作品に「築州住 左」と記すところからの呼び名で、通常は「左」といい習わされています。左の一門は南北朝期に左の弟子達が活躍し、吉貞もその一人です。

太刀 銘 政恒(酒井家伝来)

政恒は平安末期から鎌倉初期の刀工で、備前(岡山)と備中(岡山)の両地域にいずれも複数工おり、それぞれが技量優れこの時期を代表する刀工達です。この作品は、小ぶりながらこの時期の特徴をよく表しており、穏やかな作風から備中青江派の政恒と見られています。付属の金梨地糸巻太刀拵も作域が優れ、いかにも大名家伝来の優品です。



施設案内

塚本美術館内
所 在 地:佐倉市裏新町1-4

開館時間:午前10時から午後4時
休 館 日:土曜日・日曜日・月曜日、祝日、年末年始 ※第3土曜日を除く

入 館 料:無料

交  通 :京成佐倉駅下車徒歩約10分、JR佐倉駅下車徒




問い合わせ

塚本美術館 電話: 043-486-7097

※展示内容につきましては、塚本美術館に直接お問い合わせください。

[産業振興部]産業振興課

電話: 043-484-6146 ファクス: 043-484-5061



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ライター紹介

Tokkyna

千葉県佐倉市在住
東京都江戸川区小岩出身

趣味:古地図による散策(特に裏道が大好き)
    LCCによる全国歴史探訪(特に城壁のそりが大好き)

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