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「天保水滸伝」発祥の地、千葉県、東庄町(とうのしょうまち)にヨリミチ🍶

イチゴ狩りの帰りに、笹川駅を見学、東庄町で有名なものと言ったら「天保水滸伝」と「笹川繁蔵」である。笹川繁蔵が相撲を奉納したという諏訪大神(すわだいじん)⛩を訪ね、天保水滸伝遺品館にも寄って、笹川繁蔵を勉強してきた。




🎲「天保水滸伝」発祥の地、「大利根、怒涛の対決」東庄町を行く❗️

東庄町の地勢

東庄町の位置図です。 東庄町は、千葉県北東部、東京から約80キロメートル圏、成田から約30キロメートル圏の位置にあり、東は銚子市、南は旭市、西は香取市と接し、北は利根川を隔てて茨城県神栖市と接しています。
 東庄町の面積は、46.25平方キロメートルで、地形は、東西に約9キロメートル、南北に約10.5キロメートルの台形状をなしています。
 気候は表日本温暖気候に属しています。平均気温は15.5度で、冬の間は東京より2~3度暖かく、夏は逆に涼しい町です。北西には八溝山地の末端にある筑波山を臨み、本町を含む一帯は水郷筑波国定公園の区域に属しています。
 町の中央は北総台地の一角をなし、標高の最高地点は小南城山地先で56.5メートル。また、北部・南部に傾斜し低地を形成し、最低地点は笹川港付近で1.6メートルとなっています。低地は水田に利用され、台地は斜面が森林に、上部の平地は畑作に利用されています。
 集落は、笹川地区が国道356号沿いに街区を形成しているほか、それぞれの地区では集落形態で分布しています。



東庄町の誕生から現在まで

昭和30年7月20日、笹川町、神代村、橘村、東城村の1町3村が合併し、東庄町が誕生しました。町名は、昔この地域が東氏(とうし)の荘園であったことが由来です。その後、昭和31年4月に大字桜井が干潟町(現在の旭市)に編入し、現在に至っています。
 町の基幹産業は稲作や畑作などの農業です。周辺地域では昭和40年代から昭和60年代にかけての高度経済成長期に、鹿島臨海工業地帯への企業進出と鹿島港開港、新東京国際空港(現在の成田国際空港)の開港、東関東自動車道の延伸などの開発が進み、成田市や茨城県神栖市などの事業所に本町から多くの人が就業しています。
 また、本町でも東庄工業団地(宮野台地先)を造成し、昭和62年から平成元年にかけて企業を誘致しました。現在では10社の企業が操業しており、身近な就業先として町民の受け皿となっています。
 平成22年に町民の皆さんを対象に実施したアンケートでは、町の誇りとして「自然」が上位に挙げられました。東庄町に住む皆さんが愛着を持つ豊富な自然環境を大切にしながら、バランスよく地域を発展させていくことが求められています。

JR成田線笹川駅🚆




笹川駅構内

笹川駅ホーム

天保水滸伝(笹川繁蔵)

利根の川風袂に入れて月に棹さす高瀬舟」
浪曲や講談で有名な「天保水滸伝」は、土地を潤す利根川と共に、昔から語り伝えられてきた東庄が舞台の、笹川繁蔵と飯岡助五郎、二人の侠客の勢力争いの物語。

東庄町HPから転載

笹川繁蔵物語🎲

笹川繁蔵は、文化7年(1810)下総国須賀山村(香取郡東庄町)に生まれた。生家は代々醤油と酢の醸造をしてきた村きっての物持ちで、繁蔵は幼少のころから漢字や数学、剣などを著名な師について学び、人間的にも優れた人物だったと言われる。

繁蔵はやがて相撲取りになるために江戸へ出たが、一年ほどで村へ帰る。その後賭場通いを始め、ほどなくして当時笹川の賭場を仕切っていた芝宿の文吉から縄張りを譲り受け笹川一家を張ることになる。
一方、相模国三浦郡公郷村(神奈川県横須賀市)に生まれた飯岡助五郎は、出稼ぎ先の飯岡の漁港で網元として成功し、繁蔵と同様、博徒の親分として下総一帯に勢力を誇っていた。繁蔵が勢力を増すに従い、助五郎も黙ってはいられなくなった。

天保15年(1844)、飯岡側が最初の斬り込みを行った。これが大利根河原の血闘である。
この争いは笹川方の圧勝に終わった。しかし当時助五郎は、博徒でありながら十手持ちでもあった。
飯岡側の「御用」の二文字を前に、繁蔵は子分に金品を分け与え、自身は笹川を離れることになった。

初秋の大利根を後に旅立ってから3年。弘化4年(1847)春、繁蔵は飄然と笹川へ帰ってきた。いっそうの風格を身につけて戻ってきた繁蔵のもとへ、ぞくぞくと昔の子分たちが集まってきた。以前にも増して勢力を持った笹川一家。しかし、飯岡助五郎は密偵を笹川に放ち、繁蔵謀殺の機会をうかがっていた。
弘化4年7月4日。賭場帰りの繁蔵は、ビヤク橋で飯岡側の闇討ちにあい殺害された。
笹川繁蔵、38歳の男盛りだった。



東庄町HPから転載



諏訪大神の由緒 ⛩

坂上田村麻呂が蝦夷征討の際、悪神退散を祈願して建てた一祠が当社の始まりとされ、大同2年(807年)に創建されたといわれており、須賀山明神とも称された。東国鎮護の神社として国司武将等の崇敬篤く、特に大江維時は社殿を造営し、源頼朝は建久2年(1191年)東重胤に命じて社殿を改築した。その後天正19年(1591年)に徳川家康が朱印地10石を寄進し、享保3年(1718年)には神階正一位を授けられた。

当社の春の例祭には、神前の神楽殿で「笹川の神楽」が演ぜられる。天狗の面・小屋根の面・大玉の命の面・乙女の面・手力男の面などの十六座からなり、太々神楽あるいは岩戸神楽ともよばれ千葉県の無形民俗文化財に指定されている。また、秋季例祭には相撲まつりが行われる。山車が街中に繰り出し、笹川繁蔵が催して以来続けられている素人相撲大会などが開かれ、遠近からの参拝客でに賑わう。

なお境内には、天保13年(1842年)に笹川繁蔵が建てた野見宿禰のが残っており、境内の入り口には天保水滸伝遺品館がある。





野見宿禰命碑の由来

毎年、夏巡業で出羽海部屋がここで相撲をとっている。

笹川の神楽、毎年4月に開催

東映「大利根河原、怒涛の対決」主演、市川右太衛門(笹川繁蔵)

天保水滸伝遺跡保存会の由来

笹川繁蔵の手配人相書

田中角栄直筆の書



笹川繁蔵愛用の膳一式

笹川繁蔵の道中合羽



対立していた飯岡助五郎の碑は、飯岡にある。



右の墓は、平手造酒の墓。左の墓は、繁蔵の一の子分、勢力富五郎の墓。中央に笹川繁蔵の碑

天保水滸伝発祥の地、延命寺

JR成田線の笹川駅から北東に600m。
国道356号(利根水郷ライン)に面して 諏訪神社があり, 神社の北東側の奥に 真言宗の寺 延命寺 がある。さほど大きくはない寺の境内の中央付近に 細長い黒い石柱に 「天保水滸伝発祥之地」と刻まれた碑が建っている。
もともと「水滸伝」とは 15世紀ごろに中国でまとめられた 大作の通俗小説で, 講談のように語られたもの らしい。江戸時代中期になると これが和訳されて日本にも紹介され, さらに 「本朝水滸伝」のように 日本を舞台にした翻案が作られるなど 広く普及した。 現代においても, 吉川英治の「新・水滸伝」, 北方謙三の「水滸伝」をはじめとして いくつもの 作品が発表されている。

「天保水滸伝」もその流れの一つとして作られたと考えられ, 浪曲や講談で取り上げられている。
初代の宝井馬琴が 1850(嘉永3)年ごろに作ったものがもとになっていると言われるが, 残念ながら 十分な資料が見当たらなかったため, これが どこまでフィクションで どこまでが実際にあった話なのか, など詳しいことは分からない。





ストーリーは, 利根川の流域にある 笹川(現・東庄町)の侠客 笹川繁蔵と, 飯岡(現・旭市)に博徒として勢力を拡げた 飯岡助五郎の二人の勢力争いを描いたもの。
『利根の川風袂に入れて 月に棹さす高瀬舟』という 玉川勝太郎の浪曲の一節は有名である。

ここ延命寺は 山号を“笹川山”といい, 境内に 笹川繁蔵の碑・平手造酒の墓などがあるなど, 天保水滸伝ゆかりの場所となっている。
延命寺の南には“天保水滸伝遺品館”もある。

笹川繁蔵の碑

笹川繁蔵の勝負石

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ライター紹介

Tokkyna

千葉県佐倉市在住
東京都江戸川区小岩出身

趣味:古地図による散策(特に裏道が大好き)
    LCCによる全国歴史探訪(特に城壁のそりが大好き)

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