赤紫の友禅菊とベニバナが見頃の、歴博付属「くらしの植物苑」によりみち!!✿

佐倉市内在住の私にとって、歴博付属くらしの植物苑は、見たこと聞いたこともない植物や花が植えられているので、植物図鑑の様に活用している。このところ、この植物苑の植物をテーマにインターネットで調べて解説するようにしている。この継続はしばらくはやって行こうと思っている。ぜひ、よりみちをおススメします。
Contents
- 1 ☘生きた植物図鑑・歴博付属「くらしの植物苑」☘
- 1.1 今回のみどころ(赤字は解説有)
- 1.1.1 1・クネンボ
- 1.1.2 2・オニグルミ
- 1.1.3 3・ザクロ
- 1.1.4 4・ユウゼンキク
- 1.1.5 5・アサザ
- 1.1.6 6・ドクダミ(八重)
- 1.1.7 7・半夏生(ハンゲンショウ)
- 1.1.8 8・ヒシ
- 1.1.9 9・スイレン(アトラクション)
- 1.1.10 10・コウホネ
- 1.1.11 11・オオガハス(未開花)
- 1.1.12 12・イ(イグサ)
- 1.1.13 13・ハナズオウ
- 1.1.14 14・ヒノキ(檜)
- 1.1.15 15・ドクダミ
- 1.1.16 16・ハクモクレン
- 1.1.17 17・サクラソウ
- 1.1.18 18・ナンテン
- 1.1.19 19・ツタ
- 1.1.20 20・ススキ
- 1.1.21 21・ビワ
- 1.1.22 22・ザクロ
- 1.1.23 23・ベニバナ
- 1.1.24 24・コムギ
- 1.1.25 25・オオムギ
- 1.1.26 26・ナツロウバイ
- 1.1.27 27・オオボウシバナ
- 1.1.28 28・ソバ
- 1.2 クネンボ
- 1.3 オニグルミ
- 1.4 ザクロ
- 1.5 ユウゼンギク
- 1.6 アサザ
- 1.7 ドクダミ(八重)
- 1.8 ハンゲショウ
- 1.9 デンジソウ(田字草)
- 1.10 ヒシ
- 1.11 ●菱(ヒシ/ひし)の実とは
- 1.12 ●菱(ヒシ/ひし)の実の主な産地と旬
- 1.13 ハナズオウの基本情報
- 1.14 ハナズオウとは
- 1.15 特徴
- 1.16 基本データ
- 1.17 檜皮葺
- 1.18 ザクロ 石榴 Pomegranate
- 1.1 今回のみどころ(赤字は解説有)
- 2 ベニバナ(紅花)
- 3 アクセス地図
☘生きた植物図鑑・歴博付属「くらしの植物苑」☘
今回のみどころ(赤字は解説有)
1・クネンボ
2・オニグルミ
3・ザクロ
4・ユウゼンキク
5・アサザ
6・ドクダミ(八重)
7・半夏生(ハンゲンショウ)
8・ヒシ
9・スイレン(アトラクション)
10・コウホネ
11・オオガハス(未開花)
12・イ(イグサ)
13・ハナズオウ
14・ヒノキ(檜)
15・ドクダミ
16・ハクモクレン
17・サクラソウ
18・ナンテン
19・ツタ
20・ススキ
21・ビワ
22・ザクロ
23・ベニバナ
24・コムギ
25・オオムギ
26・ナツロウバイ
27・オオボウシバナ
28・ソバ
クネンボ
オニグルミ
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ザクロ
ユウゼンギク
学名:Aster novi-belgii
別名:ミケルマスデージー、宿根アスター、シノノメギク
科名:キク科
分類:半常緑多年草
原産地:北アメリカ
大きさ:背丈20~120cm 横幅15~50cm
主な見所:花(6~11月) ※秋が最盛期
ユウゼンギクの特徴
元は北アメリカ原産の花で、ヨーロッパで改良を加えた園芸品種郡をユウゼンギクと呼んでいます。実際なところ宿根アスターは交雑種や改良種が入り混じり分類がとても難しいですが、クジャクアスターとは店頭で区別されています。花つきに優れていて、やや小さめの花を株が隠れるほど咲かせます。株の大きさは様々で花壇から切花まで応用のきく花です。株は自然に分枝してこんもりします。秋咲きが普通ですが、早生種は6月ごろから咲き始めます
アサザ
ドクダミ(八重)
ハンゲショウ
デンジソウ(田字草)
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ヒシ
オニグルミ,鬼胡桃,Juglans mandshurica var.sieboldiana,クルミ科クルミ属,苗
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●菱(ヒシ/ひし)の実とは
◆ヒシ科ヒシ属
ヒシは池や沼に自生する一年生の水草で、秋に熟したとげのある実が水底に固着して越冬し、春になると発芽して根をおろし、水面に向かって芽を伸ばします。食用とするのはこの果実の部分です。
福岡県や佐賀県などで栽培出荷されている大きなトウビシの他、もともと日本の在来種として自生している「オニビシ」や「ヒメビシ」などいくつかの品種があり、どれも同じように食用になります。「トウビシ」は角が二箇所ですが、「オニビシ」や「ヒメビシ」には鋭い角が4本あり、かつて忍者が使ったと言われている「撒きビシ」は、この「オニビシ」を乾燥させたものと言われています。
◆菱(ヒシ/ひし)の実の特徴
ヒシの実は固い殻に包まれた中に、白い果肉があり、その部分を食用とします。自生している「オニビシ」や「ヒメビシ」は小さく、この食べられる部分もとても小さいものとなりますが、トウビシなど栽培されているものは実が大きく、食べられる果肉も大粒の栗ほどあります。
茹でた果肉は、茹で具合によって食感が変わり、浅いとシャキシャキとした食感で中国料理のクワイと同じ感じになります。しっかり茹でた物は栗とレンコンを足して割ったようなポックリとした食感になります。
味はクセがほぼ無く、香りもほとんど感じられません。食感以外強く主張する風味は無いので色々な料理に使うことができます。
●菱(ヒシ/ひし)の実の主な産地と旬
◆主な産地と生産量
古くは全国各地の湖沼で見られ、そういった地域では茹でておやつとして食べられてきたたようですが、今では随分減ったと言われています。
現在出荷ベースで栽培されているところは九州の福岡県や佐賀県が有名で、これらの地方では減反政策で転作する田んぼでの栽培にも取り組まれているようです。
◆菱(ヒシ/ひし)の実の収穫時期と旬
ヒシは夏に花を咲かせ、その後秋から晩秋にかけて実を膨らませます。収穫できるのは実が膨らんでから落ちるまでの間で、9月中旬から11月中旬頃までとなります。
スイレン
コウホネ
湖沼、溜池、水路、河川などに生育する抽水植物で、多年草。 普通、最盛期にはしっかりとした葉柄を持った大きな葉を水上に立ち上げるが、水深が深い場合は浮葉の形をとり、 流水域では沈水葉だけで生育することがある。 根茎は白色で太く、泥中を横走して、ほぼ直角に分枝し、根茎の頂部から沈水葉と浮葉、気中葉を根生する。 根茎には葉痕が目立ち、節から太いひげ根を生じる。 近似種 : オグラコウホネ、 サイコクヒメコウホネ、 ヒメコウホネ■分布:日本全土、朝鮮半島 ■生育環境:湖沼、水路、溜池、河川など。 ■花期:6~10月 ■西宮市内での分布:市内では見られない。兵庫県下の溜池で見かけるものはほとんどがサイコクヒメコウホネである。 |
オオガハス
イ(イグサ)
ハナズオウの基本情報
学名:Cercis chinensis
和名:ハナズオウ(花蘇芳) その他の名前:スオウバナ
科名 / 属名:ジャケツイバラ科 / ハナズオウ属
ハナズオウとは
特徴
ハナズオウは明るい茶色の樹皮が美しい落葉花木で、春になると葉が出る前に、赤みを帯びた紫色の小さな花を密集して枝につけ、ひときわ目を引く存在となります。枝はあまり横には広がらずほうき状となり、株立ちやそれに近い樹形になります。花後に展開するハート形の葉や、房なりになる豆果(とうか)もかわいらしいものです。また、緑色の豆果が熟すにつれ濃い褐色なり、季節の変化が楽しめます。園芸品種には白い花を咲かせるシロバナハナズオウもあります。
※科名:マメ科で分類される場合もあります。
基本データ
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園芸分類 | 庭木・花木 | ||
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形態 | 低木~高木 | 原産地 | 中国中部 |
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草丈/樹高 | 2~6m | 開花期 | 4月 |
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花色 | ピンク,白 | 栽培難易度(1~5) | ![]() |
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耐寒性 | 強い | 耐暑性 | 強い |
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特性・用途 | 落葉性,耐寒性が強い,初心者でも育てやすい | ||
ヒノキ
檜皮葺
ドクダミ
ハクモクレン
サクラソウ
ナンテン
ツタ
ススキ
ビワ
ザクロ 石榴 Pomegranate
- 分類:ミソハギ科ザクロ属
- 原産地:イラン西北部
- 季節の分類:秋
- 多く出回る時期:10月~12月(アメリカ産)
ザクロの概要
ザクロは果皮が赤く先端がとがっていて、熟すと裂けるという特徴があります。国内では広い地域でザクロの樹を見かけますが、国産ざくろの流通はほとんどなく、店頭で売られているものの多くはカリフォルニア産で、ジュースにはイラン産も使われています。
サイズは直径が6~10cmくらいで、重さは100~300g。果実の中には赤いツブツブがたくさん詰まっていて、この部分を食します。さわやかな甘味と酸味があり独特の食感があります。
食べるときは手で割って、中の赤い果粒をそのまま食べます。中の種はそのまま食べても大丈夫ですが、種が気になるようならはき出すか、あらかじめしぼってジュースにするとよいでしょう。
なお、手で割れない場合は、先端をナイフでカットし、皮に切れ目を入れると簡単に割れます。また、水を張ったボールに割ったザクロを入れ、手で果粒を取り出すという方法もあります。
ベニバナ(紅花)
油や染料の原料になる
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科名:キク科学名:Carthamus tinctorius別名:カルサムス サフラワー クレノアイ原産地:西アジア 地中海沿岸草丈:60cm-1.2m開花期:6月~7月栽培難易度:
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ベニバナ(紅花)とは
春か秋にタネをまくと初夏~夏にかけて花を咲かせるキク科の一年草です。原産地は西アジア・地中海沿岸とされ、シルクロードを通り中国経由で渡来しました。日本では古くから親しまれており、万葉集などにも登場しています※1。
まっすぐに茎を伸ばして草丈は1m前後になり、枝分かれしてその先端に花を咲かせます。咲き初めは濃い黄色ですが次第に赤みが増していき、オレンジ色を経てしぼむ頃は紅色になります。花は筒状花がかたまって咲き※2、その姿は何となくアザミに似ています。葉や総苞(花のすぐ下の、萼みたいなものが重なっている丸っこい部分)には鋭いトゲがあります。
草丈が低く葉にトゲのない切り花用の改良品種や、花色が紅色に変化しない品種などがあります。
由来・利用
属名のカルタムスは「染める」という意味のアラビア語かヘブライ語に由来します。種小名のティンクトリアスはラテン語で「染料になる」の意で、どちらもベニバナの用途から来ています。
花は染料や化粧品、薬用に利用されます。江戸時代から山形県が産地として有名です。タネからは紅花油(サフラワー油)がとれます。油はくせがなくさらりとしているので、サラダ油など食用に利用されます。
注釈
※1 万葉集に「末摘花(すえつむはな)」「くれなゐ」の名前でたびたび登場したり、源氏物語の巻名(第6帖 末摘花)になっています。
※2 一輪に見える花は、実際には小さな花(筒状花)がたくさん集まった結果です。専門用語で、頭状花序と言います。
コムギ
オオムギ
ナツロウバイ
オオボウシバナ
ソバ
アクセス地図