1. TOP
  2. 江戸時代の大名庭園、五代将軍綱吉も愛した、六義園の紅葉をよりみち!

江戸時代の大名庭園、五代将軍綱吉も愛した、六義園の紅葉をよりみち!

%e3%82%88%e3%82%8a%e3%81%bf%e3%81%a1%e3%83%ad%e3%82%b4-01%e3%83%98%e3%83%83%e3%83%80%e3%83%bc-13

六義園には何回か行っているが、紅葉の六義園は初めてだ。都内の庭園でも、ここ六義園のモミジの紅葉は素晴らしいの一言につきる。ここの借景は、和歌山市にある、和歌の浦をモデルにしたとしているが島の配置、植栽の配置等のバランスが何とも言えないほど素晴らしい。日帰りの旅や一時の旅等で是非行ってみる価値があると思う。

六義園

img_5250

六義園、概要と沿革

六義園は、徳川五代将軍徳川綱吉側用人柳沢吉保が、自らの下屋敷として造営した大名庭園である。1695年(元禄8年)に加賀藩の旧下屋敷跡地を綱吉から拝領した柳沢は、約2万7千坪の平坦な土地に土を盛って丘を築き、千川上水を引いて池を掘り、7年の歳月をかけて起伏のある景観をもつ回遊式築山泉水庭園を現出させた。

「六義園」の名称は、紀貫之が『古今和歌集』の序文に書いた「六義」(むくさ)という和歌の六つの基調を表す語に由来する。六義園は自らも和歌に造詣が深かった柳沢が、この「六義」を『古今和歌集』にある和歌が詠うままに庭園として再現しようとしたもので、紀州の和歌浦を中心とした美しい歌枕の風景を写して、庭園を造ろうと思い立った。その設計は柳沢本人によるものと伝えられている。

1702年(元禄15年)に庭園と下屋敷が一通り完成すると、以後将軍綱吉のお成りが頻繁に行われるようになる。その回数は記録されているものだけでも実に58回もあり、吉保の寵臣ぶりもさることながら、この庭園自体が当時にあっても天下一品のものと評価されていたことが窺える。

甲斐国甲府藩主であった柳沢家は、吉保子息の吉里期の享保9年(1724年)に大和郡山転封となるが、六義園は柳沢家の下屋敷として幕末まで使用された。時代が下るにつれ徐々に荒れはしたものの、江戸を襲った度々の火災で類焼することもなく明治を迎えた。

明治の初年には三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎が六義園を購入、維新後荒れたままになっていた庭園に整備が施され、このとき周囲が今日見る赤煉瓦の塀で囲まれた。その後は関東大震災による被害もほとんど受けず、1938年(昭和13年)には東京市に寄贈され、以後一般公開されるようになった(有料)。東京大空襲の被害を受けることもなく、造園時の面影を残したまま今日に生き延びた六義園は、1953年(昭和28年)に特別名勝に指定されている。

見所

六義園は躑躅の花が特に有名で、地元では「駒込と言えばツツジの花の咲く街」と謳われるような象徴的な存在となっている。また庭園入口近くにある枝垂桜も、3月末に枝いっぱいの薄紅色の花を咲かせる名木として有名で、この枝垂桜の最盛期と紅葉の最盛期にはライトアップもされる。芝生の整備も行き届いており、都内を代表する日本庭園として名高く、海外からの観光客も多い。

  • 内庭大門(ないてい おおもん)
  • 出汐之湊(でしおの みなと)
  • 妹山、背山(いもやま、せやま)
  • 臥龍石(がりょうせき)
  • 蓬莱島(ほうらいじま)
  • 石柱(せきちゅう)
  • 滝見之茶屋(たきみの ちゃや)
  • 躑躅茶屋(つつじ ちゃや)
  • 藤代峠(ふじしろ とうげ)
  • 蛛道(ささかにの みち)
  • 渡月橋(とげつきょう)

桜と紅葉の見ごろに合わせて日没後のライトアップが行われる。庭園にふさわしい魅力あるライトアップで定評がある。

  • 3月下旬:正門近くの枝垂桜
  • 11月下旬~12月上旬:紅葉

img_5251

レンガを使用した外周塀

江戸時代中期に作庭された文化財庭園に、幕末以降にもたらされた技術を用いたレンガが使われている理由には、この文化財庭園の歴史的な変遷が大きく関わっています。
江戸時代当時の柳澤家の屋敷範囲と、明治年間以降の岩崎家の敷地とは、文化財庭園として指定された現在の六義園の範囲よりも東西南北にそれぞれ広がっていました。指定文化財範囲から外れた、これらの土地では、日露戦争の祝勝会が開催され、第二次大戦当時には児童向けの科学館なども置かれていました。従って、改修前のレンガ塀は、第二次大戦後に、国指定の文化財として整備する前後の時期に、管理用に構築されたものであり、岩崎家所有当時の外周塀ではありません。しかしながら、柳澤家から岩崎家、そして東京市(府)から東京都へと、所有者や管理者が移り変ってゆく中で、岩崎家が所有していた湯島や本所などの屋敷でも採り入れられた、洋風の意匠であるレンガ塀も、歴史的な変遷を物語る貴重な文化財といえます。

img_5253

旧古河庭園もこの近くにあります。

img_5118img_5117img_5115

園内案内図

見どころ

しだれ桜
庭園の中心部に入るための内庭大門をくぐると、シダレザクラが植えられており、3月末に枝いっぱいの薄紅色の花を咲かせます。流れ落ちる滝を彷彿させるその姿は圧巻です。

出汐湊
大泉水の池畔の名の一つ。眺めのよいところ。右手に中の島を、左手には蓬莱島が、そして対岸には吹上浜がみえます。

妹山・背山
中の島にある築山。古くは女性のことを妹(いも)、男性のことを背(せ)と呼んでおり、この、中の島は男女の間柄を表現したものです。イザナギ、イザナミの故事にちなむ「せきれい石」もあります。

つつじ茶屋
明治年間、岩崎氏の代に、つつじの古木材を用いて建てられたこの四阿(あずまや)は、幸いにも戦災を免れ、現代にその希少な姿を伝えています。11月下旬には、紅葉したモミジに囲まれ、見事な景観となります。

ささかにの道
ささかにとはクモの古い呼び名で、老が峰の北側を通る樹幹の小道はクモの糸のように細いところから、そう名付けられました。この小道に限らず、園内の樹間の道をたどると、吉保が歩いた和歌の世界へと次第に誘われていくようです。

滝見茶屋
昼なお暗い樹林の中を渓流が走り、岩の間から落ちて水しぶきをあげています。そのそばの四阿(あずまや)からは、その静寂な景色と流れ落ちる水音が楽しめ るようになっています。この滝は以前、千川上水の水を引いておりましたが、地下鉄の工事によって断水し、現在は井戸水によって維持されています。

土橋
千鳥・白鴎・山陰・藤浪と名の付いた園内四箇所の土橋。土留めの瓦の隙間に生える夏草が、そこはかとない風情と醸し出しています。
渡月橋

「和歌のうら 芦辺の田鶴の鳴声に 夜わたる月の 影そさひしき」の歌から名づけられた石の橋。2枚の大岩の重量感が、あたりの雰囲気を引き締めています。

img_5119

img_5120img_5121img_5122img_5123img_5124img_5125

六義園のしだれ桜

庭園の中心部に入るための内庭大門をくぐると、シダレザクラが植えられており、3月末に枝いっぱいの薄紅色の花を咲かせます。流れ落ちる滝を彷彿させるその姿は圧巻です。

img_5126img_5131img_5132img_5133img_5136img_5137img_5138img_5139

妹山・背山

中の島にある築山。古くは女性のことを妹(いも)、男性のことを背(せ)と呼んでおり、この、中の島は男女の間柄を表現したものです。イザナギ、イザナミの故事にちなむ「せきれい石」もあります。

img_5140img_5141img_5142img_5143img_5144img_5145img_5146img_5147img_5149

心泉亭

抹茶茶屋で一服しました。

img_5150img_5151img_5152

心泉亭からの風景

img_5153img_5154img_5183img_5184img_5185img_5186img_5188img_5189img_5190img_5191img_5192img_5193img_5194img_5195img_5196img_5197img_5198img_5200img_5201img_5202img_5203img_5210img_5211img_5212img_5213img_5214img_5215img_5216img_5217img_5218img_5221img_5223img_5196img_5197img_5198img_5201img_5202img_5204img_5205img_5206img_5208img_5209img_5210img_5211img_5212img_5213img_5214img_5215img_5216img_5219img_5223img_5224

土橋

千鳥・白鴎・山陰・藤浪と名の付いた園内四箇所の土橋。土留めの瓦の隙間に生える夏草が、そこはかとない風情と醸し出しています。

img_5225img_5227img_5229img_5230img_5231img_5232img_5233img_5235img_5236img_5237img_5238img_5239img_5240img_5241img_5242img_5243img_5244img_5245img_5246img_5247

六義園は、和歌山市の和歌の浦をモデルにしたと、和歌山市観光ポスターがありました。

img_5128img_5129img_5130

アクセス

所在地:東京都文京区本駒込6丁目
JR山手線または地下鉄(東京メトロ)南北線の駒込駅より徒歩7分。
繁忙期には駅正面の染井門が開かれる。
都営地下鉄三田線の千石駅より徒歩10分。
開園時間:午前9時-午後5時(時期により延長することがある)。
駐車場:なし。

六義園へよりみち!

12月に入り最後の紅葉を観に六義園へ行った。ここは江戸時代から、小石川後楽園とともに江戸の二大、大名庭園として有名だったとこだ。手入れも行き届いていて、気持ちの良い庭園を一周したが、モミジの赤がまだ、綺麗に残っていたのは幸運だった。心泉亭で一服して清々しい気分で六義園を後にした。

%e3%82%88%e3%82%8a%e3%81%bf%e3%81%a1%e3%83%ad%e3%82%b4-01%e3%83%98%e3%83%83%e3%83%80%e3%83%bc-13

\ SNSでシェアしよう! /

よりみち | 日帰り旅行やハイキング・散策のサイトの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

よりみち | 日帰り旅行やハイキング・散策のサイトの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介

Tokkyna

千葉県佐倉市在住
東京都江戸川区小岩出身

趣味:古地図による散策(特に裏道が大好き)
    LCCによる全国歴史探訪(特に城壁のそりが大好き)

この人が書いた記事

  • 国営ひたち海浜公園のコキアが真っ赤に色づいています🍁

  • 2018佐倉コスモスフェスタ開催中❗️オランダ風車を背景に50万本を超えるコスモスが満開です🌼

  • 増上寺に眠る6人の徳川将軍家墓所を尋ねました‼️

  • 伊能忠敬30年過ごした❗️「佐原の町並みと小野川沿い」をブラリ散策👟

関連記事

  • 佐倉学専門講座「利根川図誌」赤松宗旦ゆかりの布川を訪ねてバスハイク🚌

  • 2018・満開と桜吹雪、花筏も観られた新名所、大横川の桜🌸大興奮でした‼️

  • 平成30年(2018年)元旦は、成田山新勝寺へ初詣🌄

  • 乱舞した印旛沼のユリカモメを激写しました🕊

  • 国営昭和記念公園のしだれざくら🌸とネモフィラ、菜の花の共演が続いています🌼

  • 徳川御三家、紀州55万5千石の満開の桜🌸和歌山城にLCCでよりみち✈